「生産性」という言葉が頻りに使われるようになった。その筆頭が国会議員の杉田水脈氏である。生産性といえば、最も生産性がないのは高齢者であろう。そこで、今回は老人と生産性について考えてみる。もちろん幼児も病人も生産性はないが、先々で生産をしてくれる可能性があるので、そのために教育、治療をしようということになる。何せ、国会議員が先頭を切って「生産性社会」を唱えているのだから、高齢者は「姨捨山に行くべし」という正面切った法律はできないとしても、取り上げるモノがあれば出来るだけ搾り取ろうといった制度でもできるだろう。